CASE STUDYビジネスでの利用事例

UDing

沖縄タイムス社

「人にやさしく、誰にでも理解できる紙面づくり」をモットーに「カラーUD」に取り組む

UDing

沖縄タイムスの記事
2007年4月よりカラーユニバーサルデザインに取り組んでいる。

全国の新聞に先駆けて推進

沖縄の主要県紙の一つである沖縄タイムス社。読みやすく、情報がきちんと伝わる紙面づくりの一環として、全国に先駆け「カラーUD」に取り組んでいます。
同社では以前から、「情報を正しく理解してもらうこと」を目的として、ユーザービリティに配慮した紙面づくりに取り組んでいました。そんな中、2007年3月にはまだ新聞業界ではなじみの薄い「カラーUD」へ対応していくことを決定。きっかけは、紙面づくりの担当者に色覚障がいの方がいらしたことでした。「ちょうどそのころ、東洋インキの『UDing』を紹介されまして、『カラーUD』に取り組んでいくことの必要性を感じました」と、編集局整理部の新里明さんと金大範さんは語ります。現在、同社では推進役の新里さんとオペレーションで確認・変更作業を行う金さんのコンビで「カラーUD」に取り組んでいます。

実際に使ってみて

2007年初めのころ、「UDing」のWindows版をテストしてみた金さん。「実際に使ってみて、各色覚タイプ別の見え方が、スムーズにシミュレートできました」と言います。その後、Macintosh版も同様にスムーズに動作することを確認し、今ではすべての作業をMacintosh版で行っています。

編集局整理部の新里明さん
編集局整理部の金大範さん

地図やグラフなどは必ず「UDing」で確認

「地図などは、必ず『UDing』でシミュレートして、修正するようにしています」と金さん。グラフなども「判別しにくい配色」が多いことが分かってきて、見分けやすい色の組み合わせに修正しています。「『UDing』で見え方を確認した後、黄色と青色を適切に入れ込むなどして見分けやすくしています。また、色数が多くなった時は、色数を抑える努力もしていますが、必要に応じてハッチングなどの手法も使っています」と、あの手この手を使って「見やすい紙面づくり」に取り組んでいます。
さらには、色見本帳と連動している「UDing CFUD」も活用し、色版に重ねて薄い墨版(墨網)をうまく使うことで判別しやすい色相になるよう工夫するなど、ハイレベルなテクニックも駆使しています。

修正前。
線が細く分かりにくい。
修正後。
線を太くし、東洋インキのプログラムを介した色を数値化。原画からかけ離れない程度に色を修正。
沖縄タイムスの記事

今後はフォントもUDに対応していきたい

このように、他紙に先駆け「カラーUD」に取り組む沖縄タイムス社。今後は、多くの人が手にする新聞というメディアをさらに見やすく、読みやすくすることを目的に、UDフォントの導入も視野に入れ、「紙面全体のUD化」を推進していく構えです。

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