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ローカリゼーションマップ・セミナー&ワークショップ
東京2013

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東洋インキは、9月18日(水)、『日経デザイン』(日経BP社)主催、「ローカリゼーションマップ・セミナー&ワークショップ 東京2013」へ協力し、アプリ「TUBUCOLOR®(ツブカラ)」とカラーチップの提供を行いました。

本セミナーには、デザイナーを中心に企業の商品企画、マーケティング担当等が約30名参加。安西洋之氏と中林鉄太郎氏を講師に招き、ローカリゼーションの本質を理解するための基礎的な知識を学ぶとともに、東洋インキのアプリ「TUBUCOLOR®(ツブカラ)」を使ったワークショップを通して、それぞれの思考ロジックの違いを浮き彫りにする方法を体験しました。

安西 洋之 氏

Mobile Crews 代表
日本の自動車メーカーに勤務後、イタリアでビジネスプランナーとして独立。
現在、ミラノ在住。デザインを中心にさまざまな分野のマーケティングや 文化論などを活動領域とする。

http://www.localizationmap.com/

中林 鉄太郎 氏

テツタロウデザイン代表
黒川雅之建築設計事務所でプロダクトデザインを担当後、1997年にテツタロウ デザイン開設。
文具、日用品から住宅設備機器などのデザイン、中小企業への デザインディレクションも行う。


複雑かつ高度化するローカリゼーション

一般的にローカリゼーションとは、商品を仕向け先に合わせてモディファイしたり、各地域に対応した商品開発を行うことと思われていますが、その本質的な意味合いは時代と共に大きく変化しています。 90年代のIT革命によって、それまで人間工学的だったローカリゼーションに加えて、認知科学的側面からのアプローチが必要になり、現地のニーズに合わせて、単に色、形を変えるだけではなく、生活者の思考ロジックにまで踏み込んで考える必要が生じたのです。

思考ロジックに影響を与える要素は大きく3つの層に分けて考えることができます。一番下の層は「気候、風土」第二層は「民族、言語」一番上の層は「ライフスタイル」これらの3つの層の一部だけ考えれば良い場合もありますが、多くの場合はこれらの層が複合的に影響し、その地域の生活者の思考ロジックを形成しており、総合的に対応していく必要があります。つまり、ローカリゼーションは外観デザインの対応だけでは済まなくなっており、複雑化かつ高度化しています。

色をテーマにローカリゼーション マップの制作を体験

異文化市場理解のための手法として、引き続きワークショップでは、色をテーマにローカリゼーションマップの作成実習を行いました。参加者は設問からイメージするカラーチップを選び、グループごとに議論しながらマップを作成。マップ制作過程では、各々がチョイスした色の「共通点」と「差異」に注目し、何故その色を選んだかということをお互いに明確にしていくことで、感覚の違いや思考ロジックの違いを掴むコツを明らかにしていきました。

さらに東洋インキのカラーコミュニケーションアプリ「TUBUCOLOR®(ツブカラ)」を使用して、会場周辺の写真撮影フィールドワークを行い、各人が採取した色をSNS上で共有化したり、発想支援ツールとしての利用法を体験しました。

当たり前だと思っていた自分の選択が、他人と大きく違っていたり、ほかの人が予想外の理由で意外な色を選んでいることに驚く。
iPhoneで撮影した写真から色を抜き出して、配色セットを作ってみる作業も行った。

来場者の発表や感想では、「具体的にカラーチップを使って比較すると他人との共通点や差異が明確になる。是非職場でもやってみたい」「同じ日本人でこんなに違うのだから、言語、風習が違う人々とはさらに大きな違いが出るだろう」といった意見が聞かれ、言葉のイメージを色で表すという行為によって明らかにされる個人個人の感覚ギャップに驚くともに、カラーチップやツールを使って具体的かつ明確にしていくことの重要性を再認識したようでした。

東洋インキのアプリTUBUCOLOR®とは?

ワークショップで使用したiPhoneアプリ「TUBUCOLOR®(ツブカラ)」は、色彩のコミュニケーションツール。iPhoneやiPadで撮影した写真から色を抜き出したり、RGBの数値を調整して作った好きな色や、気になる色を投稿でき、ほかの人が投稿した配色セットを見たり、お互いにコメントを付け合ったりすることができます。
2013年9月18日にVer.2.0.0にバージョンアップし、アプリデザインを変更してより使いやすくなったほか、コメント、いいカラ、フォロー、シェア機能など、さらに交流しやすくなりました。カラーデータを共有することで、トレンドを把握したり、発想支援ツールとしても活用できます。


詳しくはこちら→http://www.tubucolor.net/
※この内容は、『日経デザイン』(日経BP社)11月号(10月20日発行)に掲載されています。

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